ポッコリと出たビール腹やたるたるのお腹は、ダイエットしてすっきりさせたいですよね。お腹のダイエットをして、お腹まわりをスッキリさせたいのなら、筋トレで腹筋を鍛える必要があります。
また、腹筋を鍛えることは、腰痛改善にもなります。しかし、従来の上体を起こす腹筋運動での筋トレは、腰痛持ちには不向きな運動です。
そこで、どうして腹筋を鍛えれば腰痛改善になるのかを説明するとともに、腰痛の方でもできる、お腹ダイエットの筋トレ方法を紹介してみたいと思います。
ポッコリお腹と腰痛は同じことが原因
腰痛持ちの方の中に、ポッコリお腹の方が多いですが、そうした方はポッコリお腹になっている原因が腰痛の原因となっている可能性が高いです。
腹筋が衰えてくると、中にある内臓を支え切れなくなり、お腹がぽこっと前に張り出してきてしまいます。そして、腹筋が支えているのは内臓だけではありません。
腹筋は上半身の重みを支えています。そのため腹筋が衰えると腰まわりの骨だけで上半身の重みを支えなくてはならなくなり、その負荷が大きくなりすぎると腰痛となってしまいます。腹筋が衰えるとポッコリお腹になりやすいですから、ポッコリお腹の方が腰痛になりやすいのはそのためです。
腹筋を鍛えればお腹もスッキリして腰痛も改善する
衰えた腹筋を鍛えれば、再び腹筋が内臓と上半身の重みを支えてくれます。そうなれば、お腹がぽこっと出ずスッキリとした見た目になりますし、腰痛も改善されます。
しかし、腰痛がある方だと上体を起こす腹筋運動だと、さらに腰痛を悪化させてしまうかもしれませんので、別の運動で腹筋を鍛えるようにした方がよいです。
腰痛の方でもできる腹筋を鍛える運動
筋トレでお腹のダイエットをするのに、上体を起こす腹筋運動をしていり方は多いですが、腰にあまり負担をかけずに腹筋を鍛えることは可能です。
例えば、プラングのフロントブリッジは、うつ伏せの状態で肘とつま先でからだを支えることで鍛える筋トレなので、上体起こしでの腹筋運動に比べ、腰にあまり負担をかけず腹筋を鍛えることができます。
また、ドローインダイエットやおなか凹凸ダイエットといった運動も、立った状態や座った状態でお腹を膨らませたり、へこませたりするだけの運動ですから、腰痛がある方にはぴったりの筋トレ方法です。
まとめ
腹筋を鍛えれば、お腹のダイエットができるだけでなく、腰痛の改善にもあります。
しかし、いくらフロントブリッジやドローインダイエットなどが、上体起こしの腹筋運動より腰への負担が少ない筋トレだとといっても、あまり回数を多くやっていると腰痛が悪化する可能性がありますので、あまり腰に無理にならないよう注意しながら、筋トレをしてポッコリお腹と腰痛を改善させましょう。
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