腹横筋は腹斜筋の内側に存在するインナーマッスルです。
そしてお腹の引き締めをするのに重要となる筋肉の一つがら腹横筋です。しかし、この腹横筋は筋トレでは鍛えにくい場所にあります。
そのため腹横筋を鍛えてお腹の引き締めをするのなら、筋トレ以外の方法で鍛えないとなりません。
腹横筋が筋トレで鍛えにくい理由とは?おすすめのやり方も解説!
腹横筋を鍛えるための筋トレの方法を知りたいですよね。そもそも、腹横筋は普段から鍛えにくい部位として知られています。ここでは、効率的な筋トレのやり方だけでなく、鍛えにくい理由などについて解説していきます。
なぜ腹横筋は筋トレでは鍛えにくいのか?
腹横筋を鍛えることでお腹周りが引き締まるのは、腹横筋が腹腔内の臓器の位置を安定させている筋肉だからです。
そうした役割を持つ腹横筋は、お腹周りの深層筋群を形成するインナーマッスルです。
筋トレをすれば筋肉を鍛えることができますが、筋トレで鍛えることができるのは、からだの浅い位置にあるアウターマッスル(表層筋)で、からだの深い部分にあるインナーマッスルは筋トレでは鍛えることができません。
腹横筋のようなインナーマッスルを鍛えるのに適しているのは、筋トレではなく体幹トレーニングです。
しかも、腹横筋は腹筋に分類される筋肉ですが、背中を曲げたり伸ばしたりすることにはまったく使われない筋肉です。
腹横筋が使われるのは、腹腔内の臓器の位置を安定させることや腹圧を上昇などであることも、筋トレをしても腹横筋を鍛えることができない理由です。
腹横筋を鍛えるための体幹トレーニングのやり方とは?
腹横筋のようなインナーマッスルを筋トレで鍛えたいのなら、体幹トレーニングを行いましょう。
そして、腹横筋を鍛えてきゅっとくびれたウエストをつくるのにおすすめの体幹トレーニングがドローインです。ドローインはお腹周りのインナーマッスルを鍛えることができる体幹トレーニングの一つです。
ドローインのやり方は?
- 背筋をまっすぐにしでも立つか、ひざを曲げた状態で仰向けになります。
- 息を吐いてお腹をへこませます。
- 息を吐き出しきった状態を10秒間キープします。
- 息をゆっくりと吸って、へこましたお腹を元の状態に戻します。
- 2~4を繰り返して行います。
お腹をへこませたり、膨らませたりするのは、腹圧を上昇させたり、下降させたりすることでも
あります。
腹横筋の主な働きは腹圧を上昇させることですから、ドローインを行えば、筋トレでは動かすことができない、腹横筋を動かすことができます。
体幹トレーニングの中でも、腹横筋を鍛えるのにドローインが最適なのは、ドローインがとくに腹横筋を動かすトレーニングだからです。
ドローイングで腹横筋を鍛える際のポイントとは?
ドローイングで腹横筋を鍛える際のポイントは、しっかりお腹をへこませたり、膨らませたりすることです。
ドローインを行う場合、息をしっかり吸って、吐くことを意識しないとなりませんが、ドローイングで腹横筋を鍛える場合は、お腹がしっかり動いているかをとくに意識してください。
まとめ
筋トレではなかなか鍛えることができない腹横筋ですが、ドローインなら、そんな腹横筋を鍛えることが可能です。
ドローインは、筋トレよりも簡単に始めることができますから、ドローインで腹横筋を鍛えてお腹を引き締めてましょう。
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