今、話題になっているダイエット法に開脚ストレッチというのがあります。開脚ストレッチとは、からだがかたい方でも、脚の開脚が楽にできるようになるというストレッチのことです。
この開脚ストレッチを実際に試した方のなかに、からだが柔らかくなったというだけでなく、痩せる効果も得られたという方もいます。そこで、今回は開脚ストレッチをすることで痩せる効果が本当に得られるのか解説します。
開脚ストレッチは本当に痩せる?正しいやり方など解説!
そもそも、開脚ストレッチとは何なのでしょうか。
開脚ストレッチとは?
開脚ストレッチは、ヨガインストラクターのEiko(泉栄子)さんが著書「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」のなかで紹介しているストレッチ方法です。
このストレッチをすることで、誰でも4週間程度で脚の開脚が楽にできるようになり、さらに痩せる効果も得られるということで、「金スマ」「嵐にしやがれ」「ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」といったTV番組でも取り上げられたことがあります。
開脚ストレッチの正しいやり方は?
著書やTV番組でEikoさんが紹介した開脚ストレッチは、2種類の基本開脚ストレッチと4種類の週替わりストレッチが4週間を1セットとなっていました。
基本開脚ストレッチ
基本開脚ストレッチは、タオルストレッチとシコストレッチの2種類です。タオルストレッチは、タオルを足の裏に引っかけて行うストレッチです。
- 仰向けに寝て両ひざを立て、片側の足の裏にタオルを引っかけます。
- 左右の手でタオルの両端を持ち、タオルを引っ張って、ひざが曲がらないようにしながら、足を前後に30秒間揺らします。
- 反対側の脚も同様に30秒間揺らします。
シコストレッチは立って行うストレッチです。
- 脚を肩幅よりは広めきに開き、つま先を外側にします(お相撲さんの四股のイメージ)。
- 両ひざを少し曲げ、両手を太ももの内側に置きます。
- ひじをしっかり伸ばして、体を上下に20回ほど揺すります。
- 次に片側の肩を内側に入れて、手を置いた太ももを押すようにしながら再度上下に20回ほど揺すります。
- 今度はさっきとは反対側の肩を内側に入れて同様に行います。
週替わりストレッチのやり方
2つの基本開脚ストレッチはずっと同じですが、週替わりはストレッチは開始から何週目かでストレッチの内容がかわります。
1週目に行うのが内ももストレッチです。
- 片側のひざは立て、もう片方は伸ばしてつま先を上側に向けます。
- 両手を前からだの前側につきます。
- 屈伸運動のようにからだを30秒程度上下にゆすります。
- 左右の脚をかえて同様に行います。
2週目が壁ストレッチです。
- 壁を前にして床に寝て、おしり壁につけたら両足を天井に向けて伸ばします。
- 伸ばした脚を壁につけたら左右に広げていき、1〜2分程度からだをゆらします。
3週目は椅子ストレッチです。
- 床に座り、脚左右に開きます。
- 両手を後ろについて上半身を反らします。
- その状態でからだを左右に5秒程度ゆらします。
- 次に上半身をゆっくりと前に倒し、上半身を左右にゆらします。
そして最後の4週目に行うのがドアストレッチです。
- ドアが向こう側に開く場所の前に座り、ドアを向こう側に開きます。
- 開いたドアの左右の壁に足を引っかけます。
- 壁で足を支えながは、上半身を前に倒します。
- その状態でからだを30秒程度ゆすります。
4週目のドアストレッチが終了したら、翌週は1週目の内ももストレッチに戻ります。
開脚ストレッチは本当に痩せる効果があるの?
開脚ストレッチに痩せる効果も期待できるのは、股関節周りや筋肉が柔らかくなったことで血液循環が良くなるからです。血液循環が悪いとからだに脂肪がつきやすくなります。逆に、血液循環が良いと、脂肪が燃焼しやすくなります。
また、老廃物の排出も良くなるので、からだのむくみの改善されるため、痩せるのに良い効果が得られるようです。
さいごに
開脚ストレッチに痩せる効果もあるのは本当です。ただし、Eikoさんが考案したやり方を守って毎日継続してストレッチをしなければ、楽に開脚ができるようになりません。また、正しい方法で実施しなければ、十分に痩せる効果も得られません。本記事で紹介したやり方を参考にしてください。
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