ダイエットをする際に体脂肪率と体重のどちらを数値をダイエットの目標にしていますか?ダイエットを扱ったテレビ番組では、体重◯◯キロ減を目標にしていることが多いですが、目標にすべき数値は体脂肪率です。
ダイエットには体重よりも体脂肪率の方が重要な理由を説明していくのでご覧ください。
ダイエットの数値目標は体脂肪率にすべき?体重を目標にするのは危険な理由は?
まずは、体重をダイエットの数値目標にすると危険な理由についてみていきましょう。
体重を目標にすると筋肉を多く減らしてしまうことがある
ダイエットをする際、体重を落とすことを目標にしがちですが、目標にすべきは体脂肪率を落とすことです。なぜなら体重の重さは、その人の筋肉が減っても変わるからです。
例えば、ダイエットをして10キロの体重減に成功したとします。しかし、落ちた10キロが全て脂肪だとは限りません。
ダイエットのやり方によっては、筋肉の方が多く落ちてしまうこともあり、筋肉が落ちたことでも体重は減ります。そして、筋肉が少なくないと基礎代謝が低下するので、リバウンドしやすいからだになってしまいます。
正しくダイエットをするためには体脂肪率の把握が重要
筋肉量は減らさずに脂肪だけを減らすのが、正しいダイエットです。しかし体重を落とすことのみを重視していると、筋肉を減らしてしまう悪いダイエットになっていても気付きません。
正しくダイエットをするためには体脂肪率の把握が重要になります。ただ、一般的な体重計では体脂肪率は測ることはできません。体脂肪率を測るには、からだに微弱な電流を流して抵抗を測定する体脂肪計を使う必要があります。
そのため、自宅に一般的な体重計しか無いのなら体脂肪計を用意しましょう。体脂肪計には、両手や両足だけで測定するタイプと、両手両足で測定するタイプがあります。
両手測定タイプは服を着たまま測定することができるのでより気軽に測定することができますが、体内水分の日内変動の影響を受けやすいです。両足測定タイプも体内水分の日内変動による影響を受けやすいですが、体重も同時に測ることができるので便利です。
体重も測れて、しかも正確な測定ができるのは両手両足測定タイプですが、ほかのタイプよりも高価です。
また、どのタイプでも毎日同じ時間帯で測るようにすると、より正確な測定ができるので、測るタイミングはできるだけ毎日同じにするようにしましょう。
さいごに
ダイエットには体重よりも体脂肪率の方が重要なのは、体重を落とすことを目標にしてしまうと、筋肉量だけを落としてしまう可能性があるからです。筋肉量だけを落としていると体重が減っていても太った体型のままになりやすいですし、リバウンドもしやすいです。
脂肪は減らしても筋肉は減らさない正しいダイエットをするためには、脂肪率の把握が必要になりますから、自宅に体脂肪計が無い方は自分に合った体脂肪計を購入しましょう。
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