筋肉をつけるのに有効な運動である筋トレと、体脂肪を減らすのに有効な有酸素運動。体づくりのために、筋トレと有酸素運動を一緒に行う場合、どの順番で行なった方が効果的なのでしょう?
実は、筋トレと有酸素運動をどちらの順番で行っても運動の効果がアップしますが、どちらを先に行うかの順番によってアップする効果が変わるのです。
筋トレと有酸素運動を行うベストな順番とは?
筋トレと有酸素運動はどちらを先に行えばダイエットに効果があるのか気になりますよね。ここでは、順番や方法などについて詳しく解説していきます。
体づくりをするのに有酸素運動も筋トレのどちらも重要!
単に痩せるためであれば有酸素運動だけでも十分です。
しかし、有酸素運動のみで痩せると、からだの筋肉量が少なくなるのですぐにリバウンドしやすくなりますし、健康的によいとは言えません。
また、体づくりをするのが目的であれば、筋トレだけでなく、有酸素運動も一緒に行なった方がよいです。
筋トレ→有酸素運動の順番は脂肪燃焼効果がアップする?
体脂肪を減らすのが目的なら、筋トレを行なった後、有酸素運動の順番で行うと効果的に脂肪燃焼することができます。
有酸素運動の前に筋トレを行うことによって、アドレナリンや成長ホルモンなどが分泌された、効率よく脂肪が燃焼できるようになった状態で有酸素運動ができるようになります。
ただし、筋トレの後の有酸素運動という順番で運動をする場合、筋トレは軽めの負荷で行いましょう。
有酸素運動の前に負荷の高い筋トレをすると、有酸素運動に必要のエネルギーまで消費してしまうので、脂肪の燃焼効率が下がってしまいます。
有酸素運動→筋トレの順番は筋力&持久力がアップ!
筋力アップが目的であれ有酸素運動を行なって後に筋トレの順番が効果的です。
ただし、この場合も筋トレ前の有酸素運動をやり過ぎはよくありません。
筋トレの前に有酸素運動を行う目的は、軽めの運動によって筋肉をほぐすことで、筋トレのクオリティーを上昇させるためです。
あくまで軽いアップの位置付けで10~15分程度、有酸素運動を行なって後、筋トレを開始しましょう。
また、筋トレ前に有酸素運動を行うことは、筋トレで筋肉を負荷をかけた際の怪我の予防にもなりますし、有酸素運動をして筋トレをするという順番で運動をすると心肺機能が向上しやすくなるとも言われています。
そのため、心肺機能を向上させ、持久力を上げたいという方も有酸素運動運動の後に筋トレという順番で運動するとよいでしょう。
まとめ
体づくりのために運動をするのであれば、筋トレと有酸素運動のどちらも行うことが重要です。ただし、どちらの順番を先にするかで効果アップの内容は変わりますから、自分の目的に合わせて順番を決めるようにしてください。
有酸素運動と無酸素運動の違いを知って運動の効果を高めましょう。短期間で痩せたいなら有酸素運動がいいでしょう。ただし、有酸素運動ばかりをしていると、筋肉が落ちるのでリバウンドしやすいというデメリットがあります。
痩せやすい体を作りたいなら筋トレ。でも、短期間で痩せることはないので時間をかける?
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