腹筋運動をしても、なかなか痩せないぽっこりお腹。お腹を引き締めるのに、腹筋運動は確かに効果的ですが、ぽっこりお腹の中には、腹筋運動をしても痩せないことがあります。
そうした腹筋運動をしても痩せないぽっこりお腹は、ある運動の方が効果的です。今回は、その腹筋運動では痩せないぽっこりお腹におすすめの運動を紹介します。
内臓下垂のぽっこりお腹が腹筋運動では痩せない理由とは?
腹筋でなかなか痩せない方に必見です。ここでは、ぽっこりお腹が腹筋運動では痩せない理由などについて解説していきます。
内臓下垂のぽっこりお腹は腹筋運動では痩せない?
ぽっこりお腹になってのを、ただの食べ過ぎや運動不足でお腹に脂肪がついたからだと思っていませんか。
ぽっこりお腹になる原因は、それだけではありません。
内臓を支えているお腹の内部にあるインナーマッスルが衰え、内臓が下に落ちることでも、ぽっこりお腹になります。
この症状は内臓下垂と呼ばれています。そして、内臓下垂によってぽっこり出たお腹は、腹筋運動をしても痩せないです。
ほかの部位は痩せているのに、お腹だけ極端に太ってる方は、内臓下垂によるぽっこりお腹の可能性が高いです。
そのため腹筋運動をしてもぽっこりお腹は痩せないので、これから紹介する運動を行なってみてください。
腹筋を鍛えても痩せないのでインナーマッスルを鍛える?
腹筋運動をしても内臓下垂のぽっこりお腹が痩せないのは、腹筋運動がからだの表面部にあるアウターマッスルを鍛えるトレーニングだからです。
お腹をぽっこりさせているのは、内臓が下に落ちたからですから、衰えた筋肉を鍛えて内臓を元の位置に戻せば、ぽっこりお腹は痩せます。
しかし、腹筋運動で鍛えられるアウターマッスルは内臓を支えている筋肉ではないので、いくら鍛えてもぽっこりお腹は痩せません。ぽっこりお腹を痩せるには、インナーマッスルである骨盤底筋を鍛えましょう。
骨盤底筋は、恥骨から肛門までの骨盤の底に位置するインナーマッスルで、この骨盤底筋を鍛えることで、内臓下垂によるぽっこりお腹が大きく改善されます。
骨盤底筋を鍛えるトレーニングを紹介!
腹筋運動では痩せない内臓下垂によるぽっこりお腹ですが、骨盤底筋を鍛えるトレーニングを行えば驚くほど痩せることができます。
骨盤底筋を鍛えるには、
- つま先を揃えて、両ひざで立ちます。この時、ひざは肩幅に開いてください。
- 姿勢をまっすぐにして骨盤底筋である恥骨から肛門のあたりの筋肉をお腹の方に上げるイメージで引き締めます。
- 息を深く吸い、吸った息を吐きながら、お尻をゆっくり後ろに引きます。
- 再び息を吸い、今度は息を吐きながらお尻をゆっくり前に引き上げていきます。
- 10回を1セットとし、2〜3セット行います。
まとめ
悪い姿勢を続けていると内臓下垂になりやすくなるので、骨盤底筋を鍛えるとともに姿勢の改善も行いましょう。
食べ過ぎや運動不足によるぽっこりお腹であれば、腹筋運動をしているのに少しも痩せないということはないので、腹筋運動をしているのに痩せないという方はトレーニング方法をかえましょう。
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