腹筋をシックスパックに！効率よく下腹を鍛える方法とは？

男性なら誰もが憧れるシックスパック。腹筋をシックスパックにするには、下腹の腹筋も鍛える必要があります。

今回は、腹筋をシックスパックにするための下腹の効果的なトレーニング方法について紹介します。

腹筋の下腹付近を鍛える方法が知りたいですよね。ここでは、効果的に腹筋で下腹を鍛える方法だけでなく、構造や考え方などについても解説していきます。

腹筋をシックスパックにするには、まず腹筋の構造を理解することが大切です。

なぜなら上腹にある腹筋と下腹にある腹筋とでは、効果的に筋肉をつけることができるトレーニング方法が異なるからです。

腹筋をシックスパックにするのに、多くの方がまず鍛えようとするのが腹直筋でしょう。

上半身を丸める働きをする筋肉ですから、上体を起こす腹筋運動のようなトレーニングをすれば効果的に腹筋を鍛えることができます。

腹直筋はシックスパックの基本をつくる筋肉ですので、腹筋をシックスパックにしたいのなら鍛える必要がある筋肉ですが、下腹の腹筋ではなく、上腹にある腹筋のため、腹直筋を鍛えるトレーニングをするだけでは、腹筋をシックスパックにすることはできません。

腹直筋の横にあり、腹回りをのコルセットのような囲んでいるのが腹斜筋です。

上腹から下腹の両方にかかっている腹筋で、お腹の前面でなく側面にある筋肉のため、腹筋をシックスパックにするのには関係のない筋肉に思われますが、

腹斜筋を鍛えることで上腹の腹筋だけでなく、下腹の腹筋も引き締まるため、腹筋をシックスパックにするには腹斜筋も鍛えておく必要があります。

腹斜筋は、からだをひねる時や、上体を斜めに傾けるのに使われる筋肉です。そのため、からだをひねりながら行うトレーニングや、からだを斜めに傾けてダンベルのような物を持ち上げるトレーニングを行えば腹斜筋を効果的に鍛えることができます。

腹横筋は腹斜筋よりもさらにからだの内側にあるインナーマッスルです。

腹筋をシックスパックにするのに忘れがちな下腹を引き締めてくれるのが、この腹横筋です。

腹筋をシックスパックにしたい方だけでなく、ぽこっと出た下腹をどうにかしたいという方も腹横筋を鍛えてみましょう。

腹横筋は、内臓を守ることや腹圧を高めるのに使われている筋肉です。からだのかなり深い位置にある筋肉のため、筋トレなどのトレーニングでは鍛えることがほとんどできません。

腹横筋を効果的に鍛えるならドローインやプランクのようなインナーマッスルが鍛えられる体幹トレーニングがおすすめです。

腹筋をシックスパックにするのに腸腰筋も鍛えるのを忘れてはなりません。

腸腰筋は背骨・骨盤・大腿骨をつなぐ筋肉で、背骨や骨盤の曲げ伸ばしや姿勢を保つのに使われている筋肉です。

腹筋をシックスパックにするのには直接関係はしてきませんが、腸腰筋は股関節前面にある下腹の腹筋ですので、腸腰筋を鍛えることで下腹の腹筋を引き締めることができます。

腸腰筋は腹横筋と同じく、からだの深層部にあるインナーマッスルですから、腹筋を効果的に鍛えるのにぴったりのは体幹トレーニングです。

まとめ

シックスパックを手にいれるコツは、上腹にある腹筋だけでなく、下腹の腹筋やからだの深層部にある腹筋までバランスよく鍛えることです。

同じ腹筋であっても、それぞれの腹筋を効果的に鍛えることができるトレーニング方法は異なりますから、一つのトレーニングではなく、いろいろなトレーニングを行うことが大切です。