ダイエットをしているとお腹が空きますが、お腹が空くとクラクラするのは危険な兆候です。お腹が空くとクラクラするようなときには、無理な食事制限でのダイエットはせず、食事をしてからだを保つために必要なエネルギーを補給するようにしましょう。
今回は、どうしてお腹が空くとクラクラするのか、お腹が空くとクラクラするのはどうして危険な兆候なのかをお話しします。
ダイエットをしていてお腹が空くとクラクラするのは危険な兆候?
ダイエットでお腹が空くとクラクラするという方に必見の方法です。ここでは、ダイエット中のクラクラする症状の原因や対処法について解説していきます。
お腹が空くとクラクラするのは低血糖状態になっているから
過度な食事制限をしてダイエットしているときに、お腹が空くとクラクラするようになるのはからだが低血糖状態になっているからです。からだが低血糖状態になるとめまいや動悸などの症状が現れます。低血糖とは、血液中のブドウ糖が基準よりも少ない状態のことで、血糖値が70mg/dl以下になった状態が低血糖状態です。
血糖値が50mg/dl以下になっているとクラクラするめまいが起きます。こうした状態になっているのに過度な食事制限によるダイエットを続けると、血糖値がさらに低くなり、意識障害や異常行動、けいれん、昏睡といった症状が出てくる可能性があります。
過度な糖質制限ダイエットは低血糖になりやすい
ダイエット方法として、炭水化物を抜く糖質制限ダイエットが流行っていますが、ダイエットをしていてお腹が空くとクラクラする方で多いのが、この糖質制限ダイエットをしている方です。
糖質を制限するのはダイエットの基本ではありますが、糖質はからだを動かすのに必要なエネルギーでもあります。独学で過剰に糖質を制限したダイエットを長期間に渡って続けてしまうと、からだが低血糖状態になり、お腹が空くとクラクラするようになるだけでなく、意識障害や昏睡といった危険な症状が出てしまう危険性もあります。
クラクラするようなときの対処法
ダイエットでの食事制限によって、からだに必要なエネルギーが足りていないからクラクラするのですから、クラクラするときには食事をするのが一番の対処法です。
食べたらダイエットにならないと思うでしょうが、1日の消費カロリーより食べ過ぎないようにすれば、ダイエットに影響は与えません。お腹が空いたときにクラクラするような状態は、からだにとってあまりよい状態ではありませんから、食べ過ぎない程度で食事をしましょう。
もし、めまいがひどいに場合は、重度の低血糖状態で意識障害や異常行動が起こる一歩手前です。砂糖やアメなどで、すぐに糖分を補給した方がよいでしょう。
まとめ
ダイエットでなにも食べないでいると、お腹が空きますが、お腹が空いたときに、めまいでクラクラするのは危険な兆候です。
場合によっては命に関わることなるかもしれませんから、ダイエットをするのであれば、過度な糖質制限ダイエットではなく、バランスよい食事をきちんと摂りながら運動でダイエットするようにした方がよいですよ。
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