自分のお腹を触ったときに、「固いな」と感じたことはありませんか？実はそれ、“やばいお腹”です。ドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、大丈夫です。その固いお腹、改善できます！今回は、お腹が固い人の特徴や効果的なマッサージをご紹介します。
お腹が固い人の特徴とは？効果的なマッサージのやり方も解説！
お腹が固いとはどういう状態なのでしょうか？なにか病気？治るの？不安な方のいらっしゃいますよね。この記事では、固いお腹を改善するための効果的なマッサージのやり方も解説していきます。
お腹が固い人の特徴は？
では、お腹が固い人とはどんな特徴があるのでしょうか。すぎやま按腹鍼灸院院長であり、鍼灸師の杉山平熙院長は、ほどよく柔らかく弾力があり温かみがあるお腹がいいお腹であり、お腹が固い人は例外なくお腹が冷えている、と言います。これは内臓が下垂し、動きが鈍くなっているからです。内臓の動きが鈍くなると、おなかの血流が悪くなり、どんどんおなかが冷えていきます。では、お腹が固いとどんな特徴があるのでしょう？
特徴① 内臓脂肪が溜まっている
お腹周りがカチカチの状態であったり、パンパンに張っていたりするお腹は、内臓脂肪が溜まっていると考えられます。
特徴② 血流が悪く冷え性
内臓の動きがにぶくなると、お腹の血流が悪くなります。血流が悪く冷え性の方は、カイロなどを当てて温める方がいますが、自分で温める力が弱くなりさらに冷えが進んでしまいますので注意が必要です。
特徴③ むくんでいる
むくみも、お腹が固い原因になります。冷えたお腹が水分を溜め込み、上手く排出できない結果むくんでしまうのです。
効果的なマッサージ「お腹つまみ」のやり方とは？
「お腹つまみ」は、お腹の固いところ、しこりのあるところをつまむ健康法です。しこりのあるところは、つまむと痛いので触るとすぐにわかります。毎日つまんでしこりが取れると、おなかが柔らかくなり、温かくなってきます。すると気（生命エネルギー）・血（血液）の流れがよくなり、臓器の機能が活性化してきます。また、体温も上がり、自然治癒力がどんどん増してきます。
つまみ方は、簡単です。皮膚を両手で薄くつまみ、中の肉を弾くように、キュッキュッと押し出します。強くつかんだり、引っ張ったりする必要はありません。優しくつまんで、中に押し出すようにするのがコツです。
つまむ場所は、東洋医学でいう、脾と胃の反射区です。ここは全ての病気で詰まりやすい部分になります。
まず、肋骨の一番下の骨に沿って、八の字にお腹つまみを行います。
次に、みぞおちから下の胃の部位をまんべんなくつまみましょう。その際、つまんだ部分が赤くなり、熱を感じるまで行いましょう。
お腹が固いときにおすすめのエクササイズのやり方とは？
お腹が固い人におすすめのエクササイズをご紹介します。溜まった内臓脂肪に効果的なのは、負荷の低い運動を毎日続けることです。簡単なエクササイズですので是非やってみて下さいね。
やり方① スコーピオン
- うつぶせになり、両手両足を大の字に広げます。
- 息を吸いながら、左脚の付け根から足を大きく持ち上げ、息を吐きながら右へ倒します。
- 息を吐ききったら、ゆっくりと足を元に戻し、反対側でも同じように行います。
左右1セットを3回行いましょう。
やり方② ハンドプッシュ
- ひざを立ててあお向けの姿勢で背中を床につけます。
- 息を吐きながらお腹をへこませて胸を開きます。
- 腰の下に手のひらが入るくらいの隙間をキープしましょう。
- ひざと股関節が90度になるように両足持ち上げ、ひじを伸ばして両ひざに手を当てます。
- 息を吐きながら右のひざで手のひらを押します。ひじが曲がらないように、手にも適度な力を入れます。3秒間キープして力を抜き、左の足でも同じように行います。
左右1セットを5回行いましょう。
やり方③ サイドクランチ
- 左側を下にして横になります。ひじを肩の真下から床につけます。ひじで床を押すイメージで体を支えましょう。両ひざはそろえて軽く体の前で曲げます。
- 息を吸いながら右手を耳の後ろに添えて、息を吐きながら右ひじと右足のかかとを近付けます。息を吸いながら足をもとに戻します。
この動作を5回繰り返したら、体の向きを変えて反対側でも5回行いましょう。
まとめ
固いお腹を改善する、マッサージとエクササイズをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？お腹には臓器や神経が集中しているため、お腹が固い人は内臓脂肪や冷えなどのリスクがあることが分かりましたね。マッサージは、一日朝昼晩の3回やるのが効果的です。ぜひ、今日から試してみて下さいね。
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