ふくらはぎから足首のアキレス腱にかけてキュッと締まった美脚に憧れている女性の方は多いでしょう。しかし、中には生まれつき象足ぎみで太い足首のため、足首やアキレス腱あたりにくびれなんてできないと諦めている方もいるようです。
ですが象足で太い足首をしていても、足首にくびれをつくるのは不可能ではありません。
今回は、生まれつき象足でも足首にくびれをつくる方法を紹介したいと思います。
生まれつき象足でも足首がくびれる!アキレス腱を引き締める方法とは?
足首にくびれを作りたいですよね。太いとコンプレックスを感じている方に必見です。ここでは、生まれつき象足の方でも、しっかりと足首にくびれを作る方法について解説していきます。また、原因やアキレス腱を引き締めるためのストレッチのやり方も紹介しています。それでは詳しくみていきましょう。
象足になってしまう4つの原因とは?
象足で太くなった足首にくびれをつくる方法を紹介する前に、アキレス腱まわりの足首が太くなって象足になってしまう原因として考えられることを話します。
生まれつき象足だという方も、これらのことが原因で足首が太くなっている可能性があります。足首が太い象足となっている原因として考えられるのは
- 「足首が冷えている」
- 「足首の筋力が弱い」
- 「座りっぱなしの時間が多い」
- 「塩分の多い食事をしている」
の4つです。
足首が冷えていると、冷えから守るために足首に脂肪がつきやすくなります。また血行も悪くなっているのでむくみで足首が太くなりやすいです。
運動不足で足首の筋肉が衰えたり、生まれつきアキレス腱あたりの筋力が弱いという方や座っていることが多い方は足首の筋肉が弱く、足首にくびれができず象足のような太い足首になりやすいです。
また、座りっぱなしで同じ姿勢でいると、脚の血行が悪く足首がむくみやすいです。
日頃から塩分の多い食事をしていたり飲酒量が多い方もからだがむくみやすいため、足首もむくみで太くなりやすくなります。
冷えで象足になった足首にくびれをつくる方法とは?
「足首が冷えている」ことで象足となった足首にくびれをつくる方法は「足首を温める」ことです。
足首を温めるグッズ「レッグウォーマー」を活用しよう!
寒い冬場はもちろん、それ以外の季節でも靴下やレッグウォーマーを履くようにして、日頃から足首を冷やさないようにしてみましょう。ただし、締め付けが強い靴下やレッグウォーマーはNGです。締め付けが強いと脚の血行を悪くしてしまうので靴下やレッグウォーマーを履いていても冷えは改善されません。
また、足首周辺をマッサージするとか、ゆっくり湯船につかるなどもおすすめです。足首まわりマッサージをしたり、温かいお湯につかることで新陳代謝が高まります。とくにお風呂はシャワーだけですませているという方は、湯船につかるようにするだけで象足が改善され、足首がくびれてくるかもしれません。
それに、アイスクリームや冷たい飲み物を頻繁に飲んでいるとからだが冷えるので、象足の改善したいのなら温かいお飲み物を飲むようにしましょう。
そのほか、発汗作用の高いジンゲロンやショウガオールを多く「しょうが」や、血行をよくして体を温める作用がありアリシンの多い「ねぎ」、同じく血行を促進させる栄養素であるビタミンEが多い根菜を食べるのもおすすめです。
足首まわりの血行がよくなるマッサージで冷えを改善!
冷えやすくなっている足首の血行を促進させることができる、足首まわりのマッサージのやり方を紹介します。
まず人差し指を鉤爪のように曲げます。チカラが弱い方は人差し指に加え中指も一緒に曲げ2本の指を使うとしっかりとマッサージできますよ。
鉤爪状に曲げた指を足首のアキレス腱のつけ根あたりに置き、そこからふくらはぎの真ん中あたりまで、ぐっと押しながら上がっていきます。ふくらはぎの真ん中まで来たら、またアキレス腱のつけ根あたりに指を戻し5回ぐらい繰り返します。
片足を5回マッサージしたら、反対側の足を同じやり方で同じ回数マッサージしてしてください。
このマッサージを行うことで足首周辺の血行がよくなり、冷えていた足首を温めることができます。また、リンパの流れもよくなるので、足首まわりに溜まっていた老廃物も押し流せるのでむくみも改善できます。
筋力が弱くて象足となった足首にくびれをつくる方法とは?
筋力が弱くて象足となった足首にくびれをつくる方法は運動です。同じく座りっぱなしの時間が多くて足首が太くなっている方も、足首にくびれをつくるために運動を行ってみましょう。
足首にくびれをつくるのにおすすめの運動をいくつか紹介します。
足首回しストレッチ
イスや床に座り片足を反対側の足の太ももの上にのせます。太ももにのせた方の足首をつかみ、足首を左まわりで5回ほど回し、今度は右まわりで5回回したら足をかえて反対の足首も同様に回します。
このとき、足首のチカラを抜いて、ゆっくりと回すのがポイントです。慣れてきたら回す回数を増やしてもよいです。
つま先立ちストレッチ
壁やイスの前に立ち、手を置いてからだを支えます。その状態で両足のかかとをゆっくりと上げていき、からだを持ち上げます。
限界まで上げたら、ゆっくりとからだを下ろしていきます。10回を1セットとして2セットぐらいした方がよいですが、運動不足ぎみの方や普段あまり歩かないという方は、最初は半セット(5回)ぐらいからスタートした方がよいかもしません。
それから始める前に必ずアキレス腱を伸ばす準備運動をすることも忘れないでください。
足踏みストレッチ
まず姿勢を正して真っ直ぐに立ちます。そして足踏みの要領で左右の足のかかとのみをテンポよく交互に持ち上げます。10回の足踏みを1セットとして3~5セットぐらい行ってみましょう。
アキレス腱あたりがつりそうになるまでやるのはやり過ぎです。足首にくびれをつくるためには、もう少しできそうなぐらいの回数からはじめて、徐々に回数を増やしていった方がよいです。
塩分が多い食事が原因で象足となった足首にくびれをつくる方法とは?
日頃から塩分を多い食事をしていることが原因で象足になっている方の改善する方法としては、とても簡単です。
日々の食事に使う塩分の量を減らせばよいのです。過度の塩分摂取は足首をむくませて太くするだけでなく、高血圧などの原因にもなってしまいます。
塩分の量を減らすことは健康のためにも多くのメリットがありますから、象足を改善して足首にくびれをつくりたい方でなくとも、塩分の多いものはを控えた食事を心がけた方がよいでしょう。
歩き方が悪くても象足になる?
足首の筋力が弱くて生まれつき象足だという方は、歩き方が悪いことが原因であることもあります。歩き方が悪いと、足首を引き締めてくれる筋肉をあまり使わずに歩いてしまいます。
使われないのですから、当然筋力は弱くなり足首を太くしてしまいます。また悪い歩き方をしていると、からだに歪みが生じてきて、代謝が悪くなりからだがむくみやすくもなります。
足首にくびれができるよう、足首まわりの筋肉をつけるには、歩く時にしっかりかかとを上げて歩くことです。踏み出す時に、指の付け根あたりで地面を蹴るようにすれば、しっかりとかかとを上げて歩けます。
自分がどういった歩き方をしているかは、普段使っている靴の靴底を見ればわかります。しっかりとかかとを上げて歩いていたら靴底のつま先側がすり減っていますが、靴底の踵側がすり減っていたら、歩くのに足首の筋肉はほとんど使われていません。
そうした方の場合、意識して歩き方をかえるだけで、足首にくびれができてきて象足が改善されるでしょう。
まとめ
最後に、生まれつき象足だからといって、いくら脚やせの努力をしても足首にくびれができないと諦めることはありません。生まれつき象足でも、足首が太くなっているのには何かしらの原因があります。
そして、その原因は日々の心掛けで必ず改善できます。今回ご紹介したことを参考にして、象足を改善してくびれのある足首を手に入れてください。
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