脚がむくんで太い、細くなりたい、と悩んでいませんか?脚が太い原因はふくらはぎにあるかもしれません。また、ふくらはぎが硬いままだと、むくむだけでなく全身のどこかに不調がある現われかもしれません。ここでは、ふくらはぎの硬い原因や、解消する方法をご紹介します。
ふくらはぎが硬い原因とは?解消する方法を徹底解説!
ふくらはぎは、第二の心臓といわれるほど大切な部位です。下方に下がった血流を収縮作用によって下方から上方の心臓へ送り返し、身体全体の血流の循環を良くするという重要なポンプの役割を担っています。また、立ち作業など日常的に必要な動作に強く影響している筋肉なので、日々ケアしてくことが大事です。そんなふくらはぎが硬くなってしまった原因とは?解消するには?メンテナンス方法を見ていきましょう。
ふくらはぎが硬い原因とは?
理想的なふくらはぎは、力を抜いているときには一定の弾力を保った柔らかさがあり、力を入れたときに固いのが健康的なふくらはぎといわれています。では、なぜ硬いままになってしまうのでしょうか?
原因① 運動不足
ふくらはぎが硬い原因の一つが運動不足です。運動不足になると血流が悪くなり、筋肉が収縮するエネルギーが減少し硬くなってしまいます。
また、運動不足だけでなく一定の姿勢を長時間とりつづけることもよくありません。リンパの流れが悪くなり水分や老廃物が溜まりふくらはぎが硬くなってしまいます。
原因② 姿勢の悪さ
姿勢の悪さも硬いふくらはぎになる原因の一つです。猫背などの姿勢の悪い人は骨盤がゆがんで切る可能性が高く、骨盤がゆがむと膝やふくらはぎの筋肉がうまく使えません。その結果、ふくらはぎも硬くなってしまうのです。
原因③ ストレス
意外に感じるかもしれませんが、ふくらはぎが硬い原因にはストレスも関係しています。それは、過度なストレスや慢性的なストレスを抱えている人は、自律神経が乱れやすく、その結果血流やリンパの流れが悪くなり、ふくらはぎも硬くなってしまうからです。
原因④ 病気の可能性
ふくらはぎが硬い人によく見られる病気が高血圧です。高血圧の人はふくらはぎが石のように硬い人が多いです。ふくらはぎが硬いと心臓に戻る血液が減り心臓に負担がかかります。そのため、最高血圧と最低血圧が基準値より高くなり高血圧になってしまうのです。
その他にも、病気が原因でふくらがぎが硬くなってしまう症状もあるので、気になった方は自己判断せず早めに病院にかかってくださいね。
原因⑤ 筋肉の酷使
アスリートの方や、筋トレをしすぎると筋肉に疲労が溜まってしまい筋肉が縮んだ状態が続いてしまいます。その結果、ふくらはぎが硬くなってしまいます。適度に筋肉のあるふくらはぎを目指しましょう。
硬いふくらはぎを解消する方法とは?
ふくらはぎの硬さを解消するために効果的なのは、ズバリ「ストレッチ」です。普段の生活に欠かせない足関節を中心にストレッチするだけで、硬いふくらはぎにも効果的なんです。では早速、解消する方法を見ていきましょう。
ふくらはぎが硬い方におすすめのストレッチのやり方とは?
それでは、ふくらはぎが硬い方におすすめのストレッチのやり方について解説していきます。
ストレッチのやり方① 立ってできるアキレス腱伸ばし
アキレス腱伸ばしの正しい方法は、次のとおりです。
- 足を拳1つ分ほど開いて立つ
- 右足を大きく一歩踏み出す
- (2)の時、両足の裏は地面に着いた状態を維持しましょう
- 右足の膝を曲げながら、体をゆっくり前に倒していく
- ふくらはぎの筋肉が伸びているなと感じたポイントで20秒間キープ
- ゆっくりと元に戻し、左足も同様に行う
- この動作を残り1回ずつ取り組む
- 終了
アキレス腱伸ばしの目安は、左右20秒 × 2回です。呼吸を安定させた状態で20秒間しっかりとふくらはぎの筋肉を伸ばしましょう。
ストレッチのやり方② ふくらはぎとお尻を伸ばせるストレッチ
ふくらはぎストレッチの正しい方法は、次のとおりです。
- マットなどを敷いた上に、膝曲げつけて座る
- (1)の時、膝から頭まで一直線をキープしましょう
- 両手をマットにつけ、四つん這いの形を作る
- 膝を浮かせ、足と手でバランスをとる
- ゆっくりと膝を伸ばしていく
- ふくらはぎの筋肉が刺激されているのを感じたら止め、20秒間キープ
- ゆっくりと元に戻していく
- 終了
ふくらはぎストレッチの目安は、20秒×3回です。このストレッチの大切なポイントは、指先を中央・外・内の三段階に分けて取り組むことです。外・内とわけて行うことでふくらはぎ全体の筋肉を効率よく伸ばすことができます。
ストレッチのやり方③ 段差を使ったすね&ふくらはぎのストレッチ
段差ストレッチの正しい方法は、次のとおりです。
- 10cmほどの段差を用意する(安定する物であればOK)
- 右足のつま先だけを乗せ、かかとは下の段につける
- この状態を20秒キープする
- 元に戻し、左足も同様に取り組む
- 終了
段差ストレッチの目安は、左右20秒ずつです。段差は負担にならないくらいの高さにしましょう。かかとから頭まで一直線を維持することが、ふくらはぎの硬さを解消するために効果的ですよ。
まとめ
ふくらはぎが硬い原因と解消する方法をご紹介しました。ふくらはぎは心臓とつながるポンプの役割をしていると聞いたことがありますが、いろいろな原因で硬くなってしまうんですね。ストレッチも1回やるだけではまた硬いふくらはぎに戻ってしまいます。毎日少しずつでも硬さを解消するストレッチを続けてみて下さいね。
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