ダイエットをしていると、どうしてもお腹が空いてしまいます。しかし、空腹を我慢し続けていると、今度は何も食べなくてもお腹空かなくなった状態が続くことがあります。
そうした状態になるのは、からだにとって大変危険な兆候なんです。
【危険】ダイエット中にお腹が空かなくなった本当の理由とは?
ダイエット中にお腹が空かなくなったことで安心している方に驚愕の事実をお伝えしなければなりません。お腹が空かなくなったということは体が危険信号を発しているサインと思ってください。ここでは、その理由について詳しく解説していきます。
お腹空かなくなったのはダイエットを克服したからではない?
ダイエットで食事を抜くと最初はお腹が空きますが、我慢し続けていると空腹感が無くなっていき、お腹が空かなくなってきます。
本来、お腹空かなくなるのは、食事をしたことで血糖値が上がり、脳がそれを検知して満腹信号を出すからです。しかし、食事を抜き続けると、からだは脳へのエネルギー供給が途絶えないようにするために、体内にある筋肉を分解して、エネルギーとなるブドウ糖を作り出します。
つまり、食事はしていないけど、別のカタチでからだがエネルギー供給をしているから、食事をしなくてもお腹空かなくなったのです。
お腹空かなくなったのはからだにとって危険な状態
食事をしなくてもお腹空かなくなったのだから、ダイエットにはよい状態なのではと思うかもしれませんが、この状態はからだにとってかなり危険な状態です。
お腹空かないからと、何も食べないでいると、体内の筋肉がどんどん分解されていってしまいます。
そうした状態になっているにも関わらず、過度な食事を抜くダイエットを続けていたら、筋肉がほとんどなくなり、日常生活が困難になってしまう危険性があります。
脳に影響が出る危険性もある?
過度な食事を抜くダイエットを続け、何も食べなくてもお腹空かなくなったという方の中には、極度の栄養不足により肌に網目状の湿疹ができる色素性痒疹になってしまったという方もいます。
また、いくら体内の筋肉を分解してエネルギー供給をしているといっても限界があります。
食事をしなくてもお腹空かない状態になっているにも関わらず食事をしないでいると、脳にきちんと栄養が届かなくなり、脳が正しい思考判断をできなくなってしまったり、拒食や過食のスイッチが入り、拒食症や過食症などの摂食障害になってしまうかもしれません。
まとめ
食事制限はダイエットの基本ですが、食事をしなくてもお腹空かなくなるほど食事を抜くのは正しいダイエットではありません。
食事を抜いて何も食べないダイエットではなく、摂取が消費を越えないよう栄養バランスを考えて食事制限を行い、運動をして筋肉が衰えないようにしながら行うのが正しいダイエットです。
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