ハムストリングとは、簡単に言うと太もも裏にある筋肉のことです。大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋の3つの筋肉のことを総称して言います。ハムストリングは筋肉量が多い場所でも有名です。ここではどのような役割をしているのか解説していきます。
ハムストリングとは?場所や働きなどについて解説!
それでは、ハムストリングの場所や働きなどについてみていきましょう。
ハムストリングとは?
ハムストリングとは太ももの裏の筋肉の総称で、大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋の3つの筋肉で構成されています。
ハムストリングは股関節の伸展動作にも重要な働きをしている場所で、ハムストリングの柔軟性が失われると、骨盤が引っ張られポッコリお腹になりやすくなります。また太りやすくなり、血行不良の原因にもなります。ハムストリングの働きをよくするにはどうすればいいのか詳しく説明していきます。
ハムストリングをストレッチしたときの効果は?
ハムストリングは関節の動きにも重要な役割を持っているため、ストレッチが非常に効果的です。ストレッチをするとどういった効果があるのでしょうか。
ストレッチの効果は?
ハムストリングをストレッチすると、次のような効果が期待できます。
効果① 疲労回復効果
ストレッチをすることで血液の流れがよくなり、疲れやすい体質を改善してくれる効果があります。
効果② お腹が引き締まる
股関節を同時に柔らかくすることで自然と骨盤が開き正しい位置に戻りやすくなるため、ポッコリお腹や歪みを改善してくれます。
効果③ 基礎代謝の向上
ハムストリングは筋肉量が多い場所ですのでストレッチを入念に行うことでより筋トレをした際、効率よく筋肉がつきやすくなります。
効果④ 姿勢がよくなる
姿勢がよくなって、猫背が改善されます。
効果⑤ ケガの予防
ハムストリングは肉離れを起こしやすい場所ですので、ケガの予防につながります。
効果⑥ 血行促進
柔らかい筋肉を保つことができるようになります。
効果⑦ 運動能力の向上
こわばりのない筋肉になるため可動範囲が広がり運動能力が向上します。
効果的なハムストリングのストレッチのやり方は?
次に、効果的なハムストリングのストレッチのやり方についてみていきましょう。ここでは、「ハムストリングに効く!寝ながらできるストレッチ」を紹介します。
- クッションや枕などを腰に敷き、仰向けになって寝転がる。
- 膝を曲げた状態で立てる。
- ゆっくりと膝を胸に近づけ、つま先を両手で掴む。
- 軽くお尻を浮かせた状態で20秒キープ。
- ゆっくりと元に戻し、もう一度行う。
※ 20秒を2回毎日行うとよいでしょう。
コツは、次の2つを参考にしてください。
- 呼吸を安定させた状態で取り組むこと
- 太もも裏の筋肉が刺激されているか感じること
ストレッチの後に筋トレをすると、効率よくハムストリングを鍛えることができます。詳細はこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
>> ハムストリングを筋トレで鍛える方法とは?効果なども解説!
さいごに
ハムストリングとは太もも裏の筋肉であることと、股関節にもつながる大事な場所ということがご理解いただけたと思います。特に女性に多い産後の骨盤歪みなどは悩みが多いため、毎日ストレッチを行うことで改善されそうです。無理なく続けられるハムストリングのストレッチに取り組んで引き締められること間違いなしです。
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