痩せているか太っているかの判断をするのは体重ではなく体脂肪率です。ダイエットをするのに、女性の体脂肪率の標準値を目指せば、理想とする体型になることができるでしょう。
そこで、今回は女性がダイエットをする際に、理想の体型になるために目標にすべき体脂肪率を紹介するのでご覧ください。
女性の理想の体脂肪率はどれくらい?標準値なども紹介!
まずは、女性の体脂肪率の標準値についてみていきましょう。
女性の体脂肪率の標準値は?
女性は妊娠のために体脂肪が必要になることもあり、標準値は男性よりも高くなっています。男性の場合、体脂肪率10~19%が標準値で、20%以上体脂肪率があると肥満と判断されます。
女性の場合は20~29%が体脂肪率の標準値なので、25%前後にキープするのが理想です。体脂肪率は標準値以上になると、肥満によって健康を損なってしまう可能性がありますが、実は低すぎるのも良くありません。
体脂肪率が低くすぎると、免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまいますし、生理不順や生理そのものが止まってしまう危険性もあります。
一般的には、体脂肪率が12%以下になるとホルモン分泌が低下して排卵を止めてしまい、生理が止まるといわれていますので注意しましょう。
理想の体型を目指す場合の体脂肪率は?
理想としている体型は人によって異なります。健康的な体型を理想としているなら、女性の体脂肪率の標準値(20~29%)を目指せばよいでしょう。それ以外に多くの女性が理想としている体型になるための体脂肪率を紹介します。
アスリート体型の体脂肪率は20%~22%が理想
アスリートの方の理想の体脂肪率は20%~22%が理想です。男性だと20%以上だと肥満ですが、女性の場合、この体脂肪率はほどよく筋肉と脂肪がからだについているので、スポーツをするのにもっとも適しています。
なぜならスポーツをするのためには、大量のエネルギーが必要になるので、筋肉だけでなく脂肪もほどよくあった方がよいからです。
モデル体型の体脂肪率は15~17%が理想
憧れている女性も多いモデル体型。このモデル体型を理想としてダイエットをしている女性の方も少なくないでしょう。体脂肪率が15~17%ぐらいだと、脂肪が目立たなくなるので、スレンダーなモデル体型が理想なら16・17%を目標とするとよいでしょう。
体脂肪率がこれぐらいの数値になってくると、なかなか体脂肪が減らなくなってきますが、「もっと痩せたら、もっとキレイになるのでは」と思って、体脂肪をもっと減らすのはよくありません。
体脂肪が15%以下になると、筋肉が目立ってくるので、女性らしさが失われてきます。つまり、痩せても綺麗にはなりません。
そして12%以下になると生理にも影響が出るので、女性らしさを損なわない体脂肪率15~17%がモデル体型には理想的です。
男性受けが良い体型の体脂肪率は25%~30%が理想
女性の標準体型を理想とするのなら、体脂肪率を25%前後をキープした方が良いですが、男性受けする魅力的な女性らしい体型が理想なら、目指すべき体脂肪率は25%~30%です。
体脂肪率が25%以上になると、太ももやお尻、二の腕、胸の脂肪が多くなり、筋肉がまったく目立たなくなります。女性の方がぽっちゃりしているのではと思う体型が、男性にとっては魅力的な体型です。
30%以上になると、お腹周りや首まわりにも、脂肪がついているのがわかるようになり、魅力が減少してしまいます。
さいごに
女性の方によって理想とする体型は違っていますし、目指すべき体脂肪率も理想とする体型によって違ってきます。
ダイエットをする場合、目標とすべき数値目標があれば、ダイエットへのモチベーションも上がるでしょうから、今回紹介した数値を参考にして、理想の体型を目指してみてください。
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