思春期にさしかかる中学生くらいになると、ダイエットに興味を持つ女子が多くなります。
とくに夏場は薄着になるため、気になるお腹をどうにかしようと、食べずに短期間でダイエットをしようとしてしまいがちです。
しかし、大人でも食べずに短期間でダイエットするのが危険なのに、成長期である中学生が食べないダイエットをするのは、もっと危険です。今回は、中学生が食べないダイエットをしたときの危険性について話してみたいと思います。
食べないダイエットが危険な理由
中学生でもお腹が気になりダイエットをしたいと考えている方は少なくありません。そのとき、短期間でダイエットしようと食べないダイエットを選びがちです。
しかし、からだが一気に成長する思春期に食べないダイエットをすると、単にお腹が空いて体力や集中力がなくなるだけでなく、成長に必要なカルシウムや鉄分といった栄養が足らなくなり、筋肉や骨といった身体の組織の成長に影響が出てしまいます。
そのため、まだ成長期の中学生が食べないダイエットをすることは、あまりよくないと言えます。
さらに深刻なことになる場合も
短期間でお腹のダイエットをしようと、食べないダイエットを続けていると、女子だと月経が止まってしまう可能性もあります。
また、食べないダイエットのような間違った方法でのダイエットをしていると、拒食症のような症状になってしまう可能性が高いそうです。しかも中学生時代に拒食症になると、将来の不妊症の原因になってしまうこともあるようです。
3食きちんと食べてダイエットをしよう
中学生のような成長期にダイエットするのはおすすめできませんが、思春期ですから、気になったお腹などをどうにかしたいという気持ちも抑えられないのもわかります。
どうしてもお腹のダイエットなどをしたいというのなら、短期間で痩せるために「全てを食べない」のではなく、成長に必要な栄養素はしっかり摂り「必要の以上の物は食べない」よう栄養管理をした食事で朝昼番の3食きちんと食べながら、運動をするなどして正しいダイエットをするようにしましょう。
まとめ
中学生くらいになるとダイエットに興味を持つようになりますが、間違ったダイエットをしてしまうと、成長を阻害したしまったり、心身の病気に繋がってしまう危険性があります。
お腹などが気になると短期間でどうにかしたいでしょうが、成長期のダイエットは、あまり無理をしないやり方で、ゆっくり痩せていくようにしましょう。
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