女性だけでなく、あこがれている男性も多いくびれ。くびれのある体型になるために筋トレをしているという方も多いでしょう。
しかし、せっかく筋トレで腹部が引き締まり、くびれができてきたのに、左右のバランスが悪いくびれになっているという方はいませんか?
くびれのバランスが悪いと、くびれていない方の筋肉の鍛え方が足りないと考えてしまいますが、実はバランスの悪いくびれは筋肉の鍛え方が問題ではなく、別のことが問題だったのです。
もともと人の体は筋肉も左右非対称?くびれ方も違う?
くびれをつくるために筋トレをする場合、バランスよく鍛えるために左右で同じ回数・量の筋トレを行う方がほとんどです。
人のからだは、見た目は左右対称ですが、中身は左右対称ではありません。約2,000gもある肝臓はからだの右側のみにありますし、胃はからだの左側にしかありません。また肺は左右で大きさが違います。
そのため、筋肉がある場所は左右で同じですが、内臓の重さが左右で違うため、必要となる筋肉量は左右で違うのです。
バランスの悪いくびれの原因は筋肉ではなく体の歪み?
からだは左右非対称、必要となる筋肉量は左右で違います。しかし、これが左右のバランスが悪いくびれになってしまう理由ではありません。
人のからだが左右非対称であるために、姿勢が悪かったり、くびれをつくるために過度の筋トレをし過ぎたりしてしまうと、からだに歪みが出てきます。
左右で同じ回数・量の筋トレをしているのに、どうしてもくびれの左右のバランスが悪いという方は、からだに歪みが出ている可能性があります。そのため、筋肉を鍛える前にその歪みを治さないと、いくらくびれていない方の筋肉を鍛えても左右のバランスはよくなりません。
からだの歪みを解消したいのなら筋トレ前にストレッチ
からだの歪みはストレッチをすることによって改善されます。くびれのバランスを見て、くびれが悪い方が歪んでいる可能性が高いですから、そちら側のストレッチを特に念入りに行いましょう。
また、くびれのバランスが悪くなっていない場合でも、筋肉を鍛える前にストレッチをして、縮んでいる筋肉を緩めてから筋トレを行えば、くびれの左右のバランスが悪くなるのを防ぐことができます。
まとめ
くびれの左右のバランスをよくするために、くびれていない方の筋肉を筋トレで鍛えること自体は間違っていませんが、からだが歪んだままの状態では、いくら筋肉を鍛えても左右のバランスは改善しません。
左右非対称の人のからだはちょっとしたことで歪んでしまいますから、まず歪みを治してから、筋肉を鍛えてくびれをつくるようにすることが重要です。
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